不動産売却の基礎知識

レジャーホテルを売却する方法とは?不動産会社を利用するメリット・デメリットを解説

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レジャーホテルを売却する際には、主に不動産売却と事業売却の2つがあり、目的によって選択すべき方法は異なります。

しかし、それぞれどのような違いがあり、どのように売却を進めればいいのかを理解している方は少ないのではないでしょうか。

この記事では、レジャーホテルを売却する方法、売却先の違い、売却までの流れについて解説します。

レジャーホテルの売却とは

レジャーホテルの売却には、主に以下の2つの方法があります。

  • 不動産売却
  • 事業売却

不動産売却の場合は、建物や土地のみを売却することになるため、廃業したあとに売却することが多いです。

一方、M&Aとも呼ばれる事業売却では、事業ごとホテルを売却するため、ホテルの運営を続けたまま売却することになります。

レジャーホテルを売却する方法

レジャーホテルを売却する方法には、以下の3つがあります。

  • 不動産会社に依頼する
  • リースバック会社に依頼する
  • M&A会社に依頼する

続いて、レジャーホテルを売却する方法をそれぞれ解説します。

不動産会社に依頼する

ホテルの土地や建物などの不動産のみを売却するときには、不動産会社に依頼します。

また、不動産会社にレジャーホテルの売却を依頼した場合、不動産会社がホテルを買い取るケースと、不動産会社が仲介してホテルを売却するケースの2種類があります。

リースバック会社に依頼する

リースバックとは、リースバック会社に不動産を売却すると同時に、売却した不動産の賃貸借契約を結んで、所有していた不動産を賃貸に切り替える仕組みです。

レジャーホテルを売却して、一時的にまとまった現金を得たうえで、ホテルを借りて営業を続けることができます。

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M&A会社に依頼する

M&A会社とは、事業売買の仲介を専門に行っている会社です。

レジャーホテルを事業ごと売却する場合、基本的に不動産会社では取り扱ってもらえません。

そのため、事業ごとレジャーホテルの売却を検討している場合には、事業売買の仲介が専門のM&A会社に依頼するとよいでしょう。

不動産会社がレジャーホテルを買い取る目的

不動産会社がレジャーホテルを買い取る場合には、以下の目的が考えられます。

  • 投資
  • 土地や建物の再活用

以下では、不動産会社がレジャーホテルを買い取る目的をそれぞれ詳しく解説します。

事業への投資

ホテルは、安定した収益が期待できる不動産であることから、投資対象として人気があります。

そのため、不動産会社は長期的な収益を得る目的で、レジャーホテルを買い取る場合があります。

土地や建物の再活用

買い取ったレジャーホテルや土地を再活用して利益を得る目的で、レジャーホテルを売買している不動産屋もあります。

たとえば、レジャーホテルをアパートやビジネスホテルに建て替えるようなケースもあります。

レジャーホテル売却を不動産会社に依頼するメリット

レジャーホテル売却を不動産会社に依頼すると、以下のようなメリットがあります。

  • 売却活動から買主との交渉まで、すべて任せられる
  • 書類作成や手続きなども依頼できる
  • 市場動向や法規制に関する知識が豊富
  • 事業売却以外にも対応してもらえる

不動産会社は、不動産売買のプロであるため、レジャーホテルを売却するうえで、さまざまな業務を任せられます。

レジャーホテルの売却にあたって、何をすればよいのかわからない方は、とりあえず不動産会社に相談してみるのもよいでしょう。

レジャーホテル売却を不動産会社に依頼するデメリット

レジャーホテル売却を不動産会社に依頼するデメリットとしては、仲介手数料がかかることがあげられます。

仲介手数料は、不動産の売却価格によって異なり、売却価格が大きくなればなるほど、仲介手数料の額も大きくなります。

レジャーホテル売却を不動産会社に依頼する流れ

レジャーホテル売却を不動産会社に依頼する流れは、以下のとおりです。

  1. 不動産会社を選択する
  2. 見積を依頼する
  3. ホテルの調査が行われる
  4. 不動産会社と媒介契約を締結する
  5. 売却活動をする
  6. 買主と売買契約を締結する

不動産売却には、不動産会社に買い取ってもらうケースと不動産会社に仲介してもらうケースがありますが、基本的な流れはほとんど変わりません。

以下では、レジャーホテル売却を不動産会社に依頼する流れについて解説します。

不動産会社を選択する

レジャーホテルを売却する場合、まずは不動産会社を選びます。

不動産会社を選ぶ際には、ホテルの売買実績が豊富な会社を選ぶと、売却をスムーズに進めやすいでしょう。

また、不動産会社が買い取るのか、不動産会社が仲介するのかも確認しておくとよいです。

見積もりを依頼する

不動産会社を選んだあとは、見積もりを依頼しましょう。

見積もりは、1社だけでなく複数の不動産会社に依頼し、見積内容を比較した方が失敗するリスクを減らせます。

ホテルの調査が行われる

不動産会社に見積もりを依頼したら、不動産会社によって売却するホテルの調査が行われます。

土地や建物、周辺環境などの調査を受けて、見積もり結果が算出されます。

不動産会社と媒介契約を締結する

不動産会社に仲介してもらう場合、見積もり結果に納得したら、不動産会社と媒介契約を締結します。

媒介契約とは、物件を仲介してもらうことを約束する契約です。

媒介契約を締結する際には、契約内容に不備がないかを確認しておきましょう。

売却活動をする

不動産会社に仲介を依頼した場合には、物件を売却するための活動をします。

不動産会社と販売戦略を立て、広告や内覧の準備をすることが多いです。

買主と売買契約を締結する

買主が見つかった場合や、不動産会社がレジャーホテルを買い取る場合には、双方が売買の条件に合意したタイミングで買主と売買契約を締結します。

売買契約締結後、レジャーホテルの引き渡しを行い、正式に売却完了となります。

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不動産の売却を検討している方はもちろん、 どのような売却方法があるか知りたい方、他社での査定に不安がある方も、まずはお気軽にお問い合わせください。

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